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P.6 『memory about him』





     memory about him
       
         -彼についての思い出


「貴方…何か覚えていることはある?」

ノートを眺めていると、不意にリーフさんに話しかけられた。

「覚えていること、ですか?」

僕は記憶がない。自分の名前も年も家族も思い出も、何もない。

何か思い出せること…

「あかい…ゆき。」

「赤い雪?」

ひとつだけ、その赤い雪の光景だけ覚えてる。

「よくわからないけど、雪が赤く染まってて。」

「ほかには?」

「いえ、それ以外はまったく。」

「そう…。」

名前も思い出せないのに、これだけは思い出せるなんて変な話にもほどがある。

でも確かに覚えてる、

そこは、雪が降ってて近くには何もない所だった。

僕はよくわからないけど雪の中に倒れている状態で…たしか。


『お前も俺と同じか。』




「おな…じ?」



「「えっ?」」



「どうしたの?」

「あっいえ。なんでもないです!!」

「そう。あたし、もういくね。」

「ん。わかた。」

リーフさんは用事でもあるのだろうか。そのまま部屋から出て行った。



    あの人…だれだ?









レイトの「分かった」が「わかた」なのは使用です。


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2010年08月07日 | orikabi-This world is | こめんと 2件 | とらば 0件 | とっぷ

コメント

No title

やっほ~♪
続き、待ってたよ!!
おもしろいねぇ(*^_^*)
続き、また、見にくるよ!!

2010年08月07日 / ゆうきゃん #-URL編集

No title

あ、『わかた』はわざとなんですねっ!
危うくカンチガイするところでしたw

なんか、この小説も不思議感の塊みたいな感じがしてきましたっ!
あ、自分が勝手に思ってるコトなんで、気にしないで下さいね。
なんか、こう...ファンタジーというか.....
とにかく、ウチ、こういうの大好きですっっっっ!!!!



久しぶりの更新、お疲れ様です!

2010年08月08日 / 悪夢 #-URL【編集

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